香港週末菜園日記

香港新界にて約10年畑を借りてます。ライフワーク化しつつある週末菜園の記録です

香港とコーヒーと私

コーヒー豆に関心をお持ちの方がおられるようなので、
わたしが知っている話を、以下、記憶を元にかいてみます。

数年前の秋のことです。

週末菜園で通っている農場にコーヒーの木が植わっていることを、オーナーから聞いたわたしたちは、
実を採って焙煎してみたい、と無謀なことを思いました。

そこからが大変。
当然やり方などわかりませんので、
まずオーナーに相談。

農場の中でも日陰で、蚊の多そうなところにつれていかれました。

自分の背丈くらいのコーヒーの木が2本あって、
どちらもたくさん実をつけていました。

まず、コーヒーの実「チェリー」を採ります。色が深く赤い色ならOKで、色が赤くても浅い色だったり、
グリーンはまだ未成熟で、連れと二人で一生懸命にコーヒーの実を一粒ずつ採っていきました。

これだけで、数時間。かごの深さにして数センチにも満たない量、でした。

次にこの実を水につけて数日ふやかしてから、「チェリー」の赤い部分を取り除きます。
それを一度乾燥させます。

それから、豆の皮を取り除きます。
そのときに薄皮まで取り除かないように、ということでけっこうこれが大変でした。
つめはいたくなるし。手の皮はむけるしで。

で、ここからが焙煎です。
おなべに豆を取り出して、
温度を測りながら、少しずつ温度を上げて豆を煎っていきます。

最終的に200度くらいまで上げるんですが、
温度管理がうまくいかず、そこにいくまでに豆を焦がしてしまって、
「炭焼きコーヒー」を通り越し、なんども「コーヒー炭」を作りました。

豆をいるにはしっかり乾燥した、古い豆のほうが向いていて、
新しい豆は不向きだ、とも聞いたのですが、
豆の新しい古いの問題だけではないんじゃないか、と。(笑)

煎った豆の表面に油がきれいに浮かぶはず、
というのは、クリアできたんですが、「コーヒーの炭」
の煎り加減をクリアするのはやっぱり難しい、ということで、

次に自家焙煎コーヒーショップのオーナー(友人)のところに
伺いました。コーヒーチェリーの実と、後で乾燥させた焙煎前の豆も持って
いきました。

「コーヒーチェリーって最初から扱ったことある?」「ない。でも、たぶん大丈夫」ということで、
お任せをしました。何よりもオーナーは、香港で生の豆がショップにとどいたので、
やっぱり嬉しそうでした。

やはり新しい豆、ということで深煎りは深煎りにはなるのですが、
さすが、コーヒーとして飲める状態の豆になって戻ってきました。

結論。やっぱり、コーヒー豆はプロに煎ってもらったほうがいい。

それで、これは当然に農場のオーナーのところにも、
ということで、このできあがったコーヒー豆を持っていきました。

と、こんな風に、結果としてみると、コーヒー好きの連れとわたしとで、
農場とコーヒーショップのオーナー二人と、
その二人のビジネスの橋渡しのお手伝いをしました。
少しかっこよくいうと。

今ではコーヒーショップのオーナーEさんがコーヒーの苗を農場に植えています。

DSCN3192.jpg

これが育って豆ができるようになるまでにはまだ数年、ということなのですが、
そうすると彼のお店で自家焙煎の香港コーヒー、ブランドが誕生する、ことになりそうです。

コーヒー好きの皆様、気の長い話ではありますが、どうぞ楽しみにお待ちください。

スポンサーサイト

プロフィール

こえさん

Author:こえさん
香港新界にて160尺プラスアルファの畑を借りています。
コメントは承認制で、ブログの内容と無関係のコメントは削除します。いつもご訪問をありがとうございます。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (39)
野菜の栽培記録 (7)
菜園 (264)
食と暮らし (139)
書評 (7)
季節の花 (16)
外からみた日本 (2)
野菜のレシピ (12)
菜園発 ローカル・フード (7)
その他 (19)
香港の外ごはん (22)
試運転 (17)
イギリスつながり (4)
さとがえり (10)
ぶどう (20)
他ファームビジット (1)
コーヒー (5)
ゆるーく香港オーガニック事情 (11)

カレンダー

04 | 2010/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

時計