香港週末菜園日記

香港新界にて約10年畑を借りてます。ライフワーク化しつつある週末菜園の記録です

農場かたつむり

二度目の熱帯低気圧で、お天気が不安定の今日この頃の香港です。

東京では梅雨明けのあと暑くなったと聞いていますが、いかがでしょうか?

で。本題です。

雨が降ると、気になるもの。それは、かたつむり。

ひとつは小さなかたつむり。

雨の後に晴天が続くと、農場で小さなかたつむりが、
野菜の支柱の上のほうに上がってきたまま、降りられなくなっていたりすることがあるんです。

ああ。かたつむりにも、要領が悪いのがいるのね、といつも思いながら、移動させます。


もうひとつは、大きなかたつむり。

雨の日に道をゆるゆる動く かたつむりの
あまりの大きさに、住んでいるマンションの前で何度か固まりました。

このかたつむり。東京でわたしがよく見ていたようなロールケーキ型の横巻きではなくって、
立て巻きのコルネット型。

名前はなんていうんだろう?香港では、かたつむりも巨大なんだろうか?

と、しばらく わたしの好奇心がうずいておりました。

雨の後を待ってやっと撮れた写真がこれです。このとき、指を近づけたら、人差し指くらいの長さがありました。

DSCN3210.jpg


で、撮影に成功したので、農場でオーナーに聞こうとタイミングを見計らっていました。

これは確か6月はじめのこと。
農場でわさびを植えたというオーナーに、その後どうなった、と聞いたところ、

「かたつむりに食べられた」 というんです。

ぴんときたので、「これですか?」と写真を見せたら。

「ちがうよ。これは african snail」と。

そうか。これは(もとは)アフリカ出身の外来かたつむりなのね、とひとつわかりました。
こちらは、陸に上がっているもの。

さらに、農場のかたつむり勢力争いについて、オーナーに教えてもらいました。

なんでも水の中のもので、

「ローカルのかたつむり」(さらに小さい、タニシみたいなものでした。写真を撮り忘れて、、)

「りんごかたつむり apple snail」という外来種の二つがいるようです。

この、「りんごかたつむり」というのが厄介ものらしい。

オーナーいわく、「食べるばかりで何も生み出さない」 どきっ。

雑食で何でも食べてー それこそ、わさびの根まで食べてしまう。
これに、川の掃除をしてくれる働き者、ローカルかたつむりが駆逐されている、と。

りんごかたつむりの写真も撮りました。

DSCN3234.jpg


で。もともと食用として導入されたらしいのですが、香港人の口に合わないのと、繁殖力が旺盛なのとでどんどん増えていて香港はおろかあちこちの農場(中国、台湾、日本、、、)がどこも困っている、と。

ネットで調べたところ、りんごかたつむりも、アフリカかたつむりも、どちらも観賞用にキープする人もいるみたいです。一応、食べるには食べられるみたいで、レシピもありました。

そうそう。わたしがアフリカかたつむりの写真を撮っていたとき、連れが一言。
「そんなじっと見ていないで、捕ってきておかゆにしたら」と。

あれ、本気だったの。

かたつむりを食べるのは、あまり好きではないわたしですが、
アフリカかたつむりと、りんごかたつむりが、
もしレストランなどで食卓に供されたら、
当地の駆除協力のため、一度は努力を振り絞ってみようと思います。


追記。

7月26日。

古代米王子さん、すずさんが、それぞれ日本(語)の情報を補足してくださっているので、
このエントリーに興味をお持ちの方は、よろしければお二人のコメントもあわせてご覧ください。
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 カタツムリは二本の角を出してゆっくり歩むものと思っていましたが,写真を一見すると巻貝の一種の様にも見えますね.

 日本では杏の実ほどもあるジャンボタニシが大量発生し,田んぼの稲を食い荒らす被害がでています.もともと食用に供する為に,業者が台湾から輸入して飼育していたものらしく,ピンク色の気持ち悪い卵を川岸や田んぼのあぜ道に生み付けています.
2010/07/25(日) 02:01:01 | URL | 古代米王子 #-[編集]
古代米王子さま

貴重なコメントありがとうございます。

>  カタツムリは二本の角を出してゆっくり歩むものと思っていましたが,写真を一見すると巻貝の一種の様にも見えますね.

かたつむりにもいろいろあるようで、最初に見たときは???と驚きました。

>  日本では杏の実ほどもあるジャンボタニシが大量発生し,田んぼの稲を食い荒らす被害がでています.もともと食用に供する為に,業者が台湾から輸入して飼育していたものらしく,ピンク色の気持ち悪い卵を川岸や田んぼのあぜ道に生み付けています.

お話拝見して、その「ジャンボタニシ」は、ここで紹介したapple snailにそっくりですね。
これも台湾から輸入されて、もとはアルゼンチン産、と聞いたかと。
ピンクの卵、わたしも見たことがありまして、ずっと「これはかえるの卵だろうか?」と
思っていたのですが、どうやらそうではないらしい。「わさび」も食べるようでした。

2010/07/25(日) 08:27:02 | URL | こえもさん #-[編集]
巨大カタツムリ、よく見かけますよね!私も最初に見たときびっくりしました。それで、面白がって飼うことにし、調べてみたら「アフリカマイマイ(下のリンクをご参考に)」であることを発見してしまい・・・・、それから二度と触らないことにしました。ショックでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%82%A4

ちゃんと衛生管理された下で養殖されているものは「ナンチャッテエスカルゴ」として食用になっているらしいですが、野生のものはご注意されたほうがいいかもしれません。

 香港のカタツムリは、日本のものと比べると随分色黒なイメージがあります。日本で子供にカタツムリの絵を描かせると、本体を肌色で塗るけれど、香港では茶色か黒みたいです。
2010/07/26(月) 22:38:09 | URL | すず #-[編集]
すずさん、

貴重なコメントと補足をありがとうございます。

> それで、面白がって飼うことにし、

えー、飼われたんですか。すごい。

>調べてみたら「アフリカマイマイ(下のリンクをご参考に)」であることを発見してしまい・・・・、それから二度と触らないことにしました。ショックでした。

やはり、野生のものって、、、いろいろ持っていたりもするんですよね。生き物ですし、、。
わたしが英語で紹介したリンクでも、同じような話でした。

> ちゃんと衛生管理された下で養殖されているものは「ナンチャッテエスカルゴ」として食用になっているらしいですが、

ウィキペデイアの話、興味深いと思ったのは、これも、りんごかたつむり(ジャンボタニシ、と古代米王子さんが書かれています)同様に、日本でも、やはりもともとは、食用としての導入を意図していたみたいですね。それが意図と違う方向に行ってしまった、と、、、。

>  香港のカタツムリは、日本のものと比べると随分色黒なイメージがあります。日本で子供にカタツムリの絵を描かせると、本体を肌色で塗るけれど、香港では茶色か黒みたいです。

色の黒いかたつむり!太陽の強い日射しを浴びて、ということなのでしょうか。
もう少し色白の小さいかたつむりも、農場には、いたようにも記憶しているのですが、、。

今後ともどうぞよろしくお願いします!
2010/07/27(火) 00:50:54 | URL | こえもさん #-[編集]

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